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当院の考える顔面神経麻痺に対しての施術や気をつけること
顔面神経麻痺は、ある日突然発症します。
- 顔の感覚が鈍い
- 水を飲むと口からこぼれてしまう
- 目が閉じにくい
- うまく笑えない
これらはすべて顔面神経麻痺の症状です。
腫瘍、炎症、帯状疱疹などが原因で発症するものもありますが、多くは原因不明です。
原因不明の末梢性顔面神経麻痺をベル麻痺と呼び、顔面神経麻痺の6割を占めると言われております。
ベル麻痺は、原因がはっきりしておりませんが、何らかの原因により顔面神経を栄養している血流が悪くなることにより発症すると言われております。
顔面神経麻痺の治療
主に病院で星状神経節へのブロック麻酔を行います。これは、発症後2週間以内に行うと効果的と言われております。
また、薬物療法による点滴も同じように行う場合が多いです。
病院での診断を最優先し、治療を行ってください。
ベル麻痺は原因不明ですが、ストレスが関係しているとも言われております。
ストレスは、体に対して血管を収縮させ血流を悪くする働きがあります。
また、自律神経を乱れさせる原因にもなり、自律神経も血流の調整に関わっておりますので、悪影響を及ぼします。
もし、病院の治療で治らなかった場合は、鍼灸治療も試してみてください。
鍼灸治療は、血流を良くする効果・鎮痛効果・炎症を抑える効果・神経を活性化させる効果など様々な効果があります。
ストレスや自律神経の乱れに対して効果が出やすく、顔面神経麻痺の場合は、顔面神経の神経節がある耳の後ろのツボや、首回り、症状が出ている顔の周りに施術することにより顔面神経に対してアプローチしていきます。
顔面神経麻痺で気をつけること
- 冷やさない
- 放っておかない
- 圧迫しない
この3点は絶対に気をつけてください。
神経症状なので、冷やすと血流が悪くなりより神経症状が出やすくなってしまいます。
ほおっておいても治りませんし、治りにくくなります。
圧迫も、神経に対して血流を悪くする要因ですので、よくないです。
顔面神経麻痺は、とても治りにくい病気です。
最終的には外科手術もされる方もいらっしゃいます。
少しでもよくなりたい、このままでは不安だという方は、一度当院にご相談ください。