起立性調節障害とは、自律神経の乱れの症状の一つです。

学童期に多く見られ、朝起きられない、午前はだるさや頭痛が出るが午後には元気になる。不眠症。食欲不振などの症状が出ます。

自律神経とは交感神経と副交感神経に分けられますが、この２つが乱れることにより循環障害が起こるものを起立性調節障害と言います。

起床時に交感神経がうまく働かず、活動のスイッチが入らないまま副交感神経が働いてしまうことでだるさや眠気、やる気が出ない状態になります。

起立性調節障害を引き起こす要因としては、主にストレスや環境の変化、生活リズムの乱れなどが考えられます。

小中高校生に多い症状になりますので、卒業や入学、クラス替えなどで環境の変化が多く、デリケートな時期にはとてもストレスになります。また、夏休みなどの長期連休により１日の生活リズムが崩れてしまうことで、学校に行けなくなりそのまま不登校が続いてしまうということも多く見られます。

起立性調整障害の原因は自律神経の乱れなので、自律神経を整える治療を行います。

自律神経は背骨や内臓に分布しているため、首〜背中〜腰に筋肉のコリやハリがないかを確認します。また、歪みがあるかどうかも重要です。生活の乱れにより姿勢がゆがむことで自律神経が乱れてしまいます。

背骨の歪みと筋肉のコリを取ることで自律神経が安定しやすくなり、緊張が取れます。

緊張が取れるとより自律神経が安定しやすくなりますので、症状が安定しやすくなります。

鍼灸治療を行いますが、お子様は過敏なので、細い針を使用します。

また、針が苦手な場合はお灸や刺さない鍼などもございますので、安心して治療を受けることができます。

起立性調節障害でお悩みの場合は、宇都宮市の宇都宮整骨院/鍼灸院にご相談ください！